認定資格「Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals」チャレンジ

昨年の11月に「MS-900: Microsoft 365 Fundamenntals」に合格した後、依頼されたお仕事の対応でしばらくマイクロソフト認定資格・認定試験のチャレンジが止まっていました。
2021.12.17の「Microsoft認定試験 MS-900受験記 ADVENTAR Office365 2021 参加投稿」も参照下さい。

お仕事対応としてScratchやPower Platformの勉強もちょこちょこやりながら、悶々としてきましたが、区切りがついたので、また資格チャレンジを再開しました。

なぜ、Power Platformなのか?

世の中DXブーム、業務プロセス見直しはIT Proにお任せするだけでなく、ビジネスユーザができるところは自ら、ノーコード・ローコード開発ツールを使って仕組みを作る方向へ変わってきています。

なんでも自分たちでやるのではないにしても、業務プロセスを知っていて、かつ、専門家でなくても使えるツールがあるなら、社外の業者に依頼するより早く安くできるという考え方ですね。DevOpsの考え方も普及し始めて、一度作ったら同じ仕組みをずっと使い続けるよりも、少しずつ改良を繰り返しながら運用を続けるようになってきました。都度、外部の業者に開発を依頼するのと比べるとスピード感がまったく違ってきます。

オフィスナカネでは、就労支援事業のサポートとしてIT関連サービスの提供を柱にしていますが、Word・Excel・PowerPointなどマイクロソフトのOffice系アプリだけじゃなく、今後はMicrosoft365やPower Platformも必要と考えています。

特に大企業への就労定着を希望される場合は、Office系アプリだけではスキルのアピールとして弱いと考えています。今や小中高の学習にもITが取り入れられ、Microsoft365による情報共有やPower Platformによるアプリ開発も始まっています。こういった経験を持つ新卒入社の人たちと比べられるわけですから、同等の知識やスキルがないと負けてしまいます。

マイクロソフトの公式サイト「お客様事例」

で検索するとわかりますが、多くの企業・行政機関・教育機関で利用されており、Power Platformを使いこなせるとなれば就職先の可能性もいろいろ広がります。

ということで、まずは自分がサポートできるようにならないとお仕事を依頼していただけません(笑)

資格体系

これまでの投稿でマイクロソフト認定資格・認定試験について書いてきましたので、詳細は省略しますが、最新情報を知りたい方のために公式サイトのリンクを貼っておきますね。

マイクロソフト認定資格

今回は、Power Platform系の資格全体像の紹介からしていきます。上記の認定資格のサイトからたどると、Microsoft Power Platform training and certificationsというページが見つかります。Power Platform系の資格と学習の進め方・参考になる資料が紹介されています。この中の5ページ目に一覧表があります。FundamentalsとしてPL-900試験、AssociateとしてPL-100、PL-100、PL-200、PL-300、PL-400、PL-500の5つの試験、ExpertとしてPL-600試験があります。Expertは、PL-600を受験する前にPL-200、PL-400のいずれかに合格する必要があります。

図1 マイクロソフト認定資格一覧

まずは基礎、PL-900から

基礎レベルとしてPL-900から順にレベルアップしていくこととして、まずはPL-900を受験することから始めたいと思います。資格や試験に関する情報は公式サイトで最新情報を確認しましょう。

認定資格「Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals」
認定試験「試験 PL-900: Microsoft Power Platform 基礎」

「評価されるスキル」は、こちらのページで紹介されています。確認しておきましょう。4つのアプリの能力を問われますので、バランスよく活用できるようになっておかないと得点が不足して合格できないかもしれませんね。

私の場合は、これまでに、Power AutomateとSharePointリストのフォームカスタマイズとしてPower Appsを使ったことがあるくらいで、プログラミングが得意なわけでもないし、Power BIやPower Virtual Agentsは実務で利用したことがありません。アプリ、フロー、ボットなどの作成に関する機能やテクニックが出題されたら撃沈しそうな予感がします。勤務先などの環境ですべての機能を使えない場合は、無料の開発者向けプランを導入して、いろいろ操作してみることも必要かもしれません。

Power Apps開発者向けプラン

導入してみないとわかりませんが、Power BIとPower Virtual Agentsのお試し環境も追加しないといけないかもしれません。そのあたりは学習を進めるうえで必要になったら考えることにしましょう。導入する際は別投稿にまとめて紹介したいと思います。

今回もMS Learnのラーニングパスの繰り返し学習から

上述の認定資格試験のページに掲載されている「準備する2つの方法」で「オンライン-無料」と「講師による指導-有料」が紹介されています。

前回のMS-900の受験と同様に、推奨されているMS Learnのラーニングパスを繰り返し学習してしっかり覚えることを基本にして、必要に応じて無料開発環境を導入して機能や操作手順などを確認していくことにします。

お勧めのラーニングパスは「PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals」。10モジュールで目安時間は7時間11分。

図2 ラーニングパス「PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals」

モジュールのタイトルを眺めた限りでは、「本当にこれだけ?」という印象です。さらに各モジュールに含まれるユニットまで確認すると「アプリの構築」「アプリの設計」「フローの作成」など、実際に操作してアプリやフローを作るところまでスキルを習得しておかないといけないかもしれません。まぁ、不安に思っていても仕方ありませんから一つずつこなしていくしかないですよね。

前回のMS-900受験のときと同様に、今回もExcel帳票で学習管理シートを作成しました。このシートを利用して進捗管理をしていこうと思います。

図3 学習管理シート

目標

得点:合格ラインぎりぎりでも可 (^^;
日程:8月中に受験
回数:一発合格

宣言しないと自分を甘やかしそうなので、一応書いときます(笑)
何度も受験するのは財布が許してくれそうにありませんので、一発合格を目指します。その分、しっかりお勉強をば…。

コメント

  1. […] 前回の投稿でPL-900お受験の勉強を始めたことを書きました。お勧めのラーニングパスを読んで、知識チェックをやって、間違えたところを読み直してまたチェックして…。とやっていたら、Learnのトップに何やらメッセージが(笑) […]

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