Microsoft Learn 「すべてのデバイスでアプリのOfficeを行う」学習しました。

Microsoft365の認定資格「Microsoft365 Certified: Fundamentals」の学習コンテンツとして提供されている4つのラーニングパスのうちのひとつめ、「Microsoft 365 の生産性とチームワーク機能の基本的な知識を示す」の学習をしています。

4つめのモジュール「すべてのデバイスでアプリのOfficeを行う」を学習しました。

モジュール「すべてのデバイスでアプリのOfficeを行う」

アプリのOfficeとは、いわゆるパソコンにインストールして使用するWord、Excel、PowerPointなどのことで、ライセンスにはOnlineで(ブラウザから開いて利用)、デスクトップで(インストールしたアプリから開いて利用)の双方を含み、オンラインなら共同編集、デスクトップならダウンロードして排他的に編集などいろいろ使い分けられるようになっています。

これらに関する説明はあまり出てこないですねぇ。

「Microsoft 365 Apps の展開方法について説明する」の項目

管理者にとってはアプリをどのように展開するかといった方法論に目が向きますよね。大規模に展開するには3つの方法があるようです。

・クリック実行を使用した Microsoft 365 アプリの展開
・ローカル ソースから Microsoft 365 Apps を展開する
・Microsoft Endpoint Configuration Manager (current branch) を使用して Microsoft 365 アプリを展開する

自社テナントの状況に合わせて適切な方法を選択(あるいは、組み合わせる?)事ができるようになるとよいですね。まずは、それぞれのメリット・デメリットを理解することからですね。

「Microsoft 365 Apps の更新とサービス方法について説明する」の項目

アプリの展開だけでなく、更新の方法も理解しておく必要がありますね。

・Current Channel
・Monthly Enterprise Channel
・Semi-Annual Enterprise Channel(Preview)
・Semi-Annual Enterprise Channel

4つのチャネルがあり、頻度やタイミング、内容が異なること、さらには、業務用アプリやアドイン、マクロへの影響も考慮する必要がありますね。定期的に自動的に(ユーザーから見れば勝手に)更新されてしまうと、業務に支障が出るかもしれません。

ユーザーごとにチャネルを選べるようなので、先行評価ユーザーと一般ユーザーでチャネルを分けることもできそうです。影響が出そうな独自アプリや長期間連続運転する試験に利用しているアプリなどを利用するユーザーは、自動更新されない方がよいかもしれませんので、適用外にする必要もあるかもしれません。

更新に必要なファイル類を配信するネットワーク環境も検討が必要ですね。

・インターネット上の Office コンテンツ配信ネットワーク (CDN)
・ローカル ネットワーク上の共有フォルダー
・Configuration Manager などのエンタープライズ ソフトウェア展開ツール

世界中に拠点を持つグローバル企業など大規模なテナントでは、更新プログラムを配布する場所も、ネットワーク負荷に配慮して検討をする必要がありそうです。配信日にやたらネットが重くなってユーザーからクレームが出ることがないよう気を付けたいところです。

このあたりは、以前、少し触れたことのある、Sytem Center Configration Managerと似ているのかもしれません。

前回までは、クラウド上の仕組みの話がほとんどでしたが、自分のパソコンにインストールして…、ネットワーク環境を検討して…などの話題が登場したので、物理的な制限に影響される部分もまだまだあることに、あらためて気づかされました。Microsoft365の新しい機能だぜっ!ドヤっ!っていうより、今までやってきたことはこんな風に変わっていくんだからね!って感じで、ちょっと物足りないというか刺激が少ないモジュールでした。

Microsoft Learn
ラーニングパス:Microsoft 365 の生産性とチームワーク機能の基本的な知識を示す
モジュール:すべてのデバイスでアプリのOfficeを行う

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