Microsoft365の認定資格「Microsoft365 Certified: Fundamentals」の学習コンテンツとして提供されている4つのラーニングパスのうちのひとつめ、「Microsoft 365 の生産性とチームワーク機能の基本的な知識を示す」の学習をしています。
3つめのモジュール「MicrosoftTeams、Viva、およびYammerで従業員の連携を促進する」を学習しました。

Viva、Yammer、Streamはまだ利用したことがありませんので、興味津々でした。
「Microsoft Teams でチャットと共同作業を行う」の項目
Microsoft Teamsの機能を説明しています。挿入されている動画「Get to know Microsoft Teams」がわかりやすいです。このガイドはインタラクティブで、画面上のプロンプトをクリック/タップしながら疑似的な操作体験ができるようになっています。
しゃべっている内容も字幕表示されますが、日本語翻訳はないのが残念です。字幕の英語をコピペすることができないので、翻訳アプリで確認しながら…というのもできません。いつもは日本語表記のTeamsを利用していますので、新鮮ではあります。外国人ユーザーを含むテナントを運用する管理者は、英語表記のメニューも覚える必要がありそうです。
英語の勉強も必要ですね。
チャネル内のタブにPlannerやPowerBIのダッシュボードを追加して、Teams内で関連するアプリやデータへアクセスできるようにすることができるという使い方紹介は、チャットやオンライン会議のツールとしか考えていないユーザーに対して、もっと便利に使えるんだよという説得をするのに役立ちそうです。
チームを作成する機能は、テナントによっては管理者により制限されている場合もありますね。たくさんのユーザーが好き勝手にチームを作りまくったら収拾がつかなくなりますよね。ユーザー数1万人超の巨大テナントでユーザーがチームの作成/削除を繰り返したら…。管理者はたまらんですよね。制限があってチームの作り方を知らない非管理者ユーザーにとっては、知り得ない機能の紹介はありがたいです。
「Microsoft Teams でオンライン会議を開催する」の項目
Microsoft Teamsを利用したオンライン会議は、これまでに招待する側も招待される側も経験してきましたので、おおまかには機能や操作について把握していました。
まだ利用したことがないのが、「Microsoft Streamで記録および公開」「ビデオの文字起こし」「ライブイベント」「リアルタイムキャプション」。
会議を効率的に運営する機能がいろいろ備わっていることがわかりました。でも、これらを体験するのは一人では難しいですよね。複数のユーザーが一緒に役割分担しながら体験しておくことが必要と思います。取引先との重要な会議で失敗しないために、事前に練習して確認しておくこともありかなと思います。ユーザー一人一人のTeams会議の経験値が上がっていかないと、各種機能についてのリテラシーも差が出てサポートが必要になってくるかもしれませんね。おえらいさん会議や取引先との会議では、Teams会議要員が要るかもしれません。
動画「Set up and manage meetings in Microsoft Teams」が、セットアップ方法や会議マネジメントについて、インタラクティブガイドとして疑似体験できるようにしてくれています。
管理者向けの「Meeting Policies(会議ポリシー)」「Meeting settings(会議設定)」「External access(外部アクセス)」はこれから管理者として運用をする人には押さえておいて欲しいメニューですね。これはひとつ前のモジュール「Microsoft365とは」で、Teams管理センターのメニュー紹介(操作練習)で登場しました。今回は、それぞれのメニューで何ができるか言及しています。だんだん理解が深まるようになっていて嬉しいカリキュラム構成です。
「Microsoft Viva を使用した素晴らしい従業員エクスペリエンス」の項目
Microsoft Viva には、Viva インサイト、Viva トピック、Viva ラーニング、Viva コネクションの 4 つのモジュールが用意されているとのことで、順に紹介されています。
学習のためのコンテンツはこれから。Viva トピックについては、「Viva トピックの概要」(Microsoft Learnのモジュール)が用意されていて、こちらでさらに学習を深めることができます。ほかのモジュールについてはまだのようで、順次追加されていくのだろうと思います。
Microsoft Viva トピックの使用を開始する(Microsoft Learnのラーニングパス)
これまでは、知識や経験を共有するためにSharePointでサイトページを量産して、「とりあえず検索して。何かヒットするから」というスタイルで、検索作業の効率はあまり意識してきませんでした。Microsaoft365の検索機能に頼っています。、人工知能を利用したお勧め提示ができるようになると、検索の手間も減るんだろうと思います。Power PlatformのAgentsでボット構築するのと比べてどうなんでしょう?という興味が湧いてきます。
Microsoft Viva ラーニングは、大いに期待したい機能ですね。ユーザー向けの人材育成は、システムもコンテンツも運用が大変なので、何とかしたいと思ってきました。Microsoft Viva トピックと併用することで、知識や経験の情報をより入手しやすくなり、組織全体のレベルが上がるんじゃないかと。最後はユーザーの取り組み次第ではありますが。
「Microsoft Viva コネクション は、これらのエクスペリエンスを Teams ですべて会社ブランドの従業員アプリにまとめます。 SharePoint と Yammer の既存の機能をベースにして、従業員の目的に合わせてカスタマイズした機能を構築します。」
とのことですが、ちょっとまだ具体的なイメージがわきません。Yammerは利用したことがないですし、いろいろなアプリや機能を組み合わせて構築するわけですから、管理者としては敷居が高いですよね。さらに、メリットをユーザーにわかりやすく説明して利用を促進するとなると…。う~ん、がんばりましょう!
「従業員と Yammer を結びつける」の項目
Yammerの機能概略が紹介されています。これまで利用したことがないので、先入観なく基本的なことから学習できて、自分にとってはスッキリ入ってくる内容でした。TeamsやSharePointとの使い分けの考え方は重要と思いました。たくさんのアプリが利用できるようになってくると、ユーザーも混乱します。マイクロソフトさんのお勧めの利用方法に沿って運用方針を決めるのが、ツールとしてのMicrosaoft365を効果的に使うことにつながると思います。
「Microsoft Stream を使用して参加を促進する」の項目
ビデオコンテンツを扱うアプリぐらいの認識しかありませんでしたので、概略とはいえ知識が増えました。
「Microsoft Stream は、Yammer、SharePoint、Microsoft Teams など、他の Microsoft 365 アプリとシームレスに統合します。 ユーザーはシングル サインオンを使用して、Microsoft Stream や他のアプリ全体で簡単に作業できます。」
とのことなので、こちらも各種アプリと組み合わせた活用を考えていかないと、ユーザーエクスペリエンスは向上しないということですね。う~ん、がんばりましょう!
「Power プラットフォームとアプリで Teams を拡張する」の項目
Power Platformについては、Power Apps、Power Autommateを利用していますが、チーム用としてTeamsと統合した利用はまだできていません。
ここまでの機能紹介で、チームの業務用ハブとしてなんでもつなげる方向に進化していることはなんとなく理解していますが、使いこなしてそのメリットを実感するところまで達していません。個々の活用経験を共有して、「Microsaoft365をとことん使い倒す」なんていうノウハウ集をまとめられたらおもしろいかもしれません。
今回は、これまでに利用したことのないアプリがいろいろ紹介されていて、概要だけじゃなく機能に踏み込んだ解説が多く、「フル活用すればアレもコレも便利になる」と妄想が膨らんで、モチベーションが上がりました。
Microsoft Learn
ラーニングパス:Microsoft 365 の生産性とチームワーク機能の基本的な知識を示す
モジュール:MicrosoftTeams、Viva、およびYammerで従業員の連携を促進する
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